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基礎の設計


ピースホームの河野です。

基礎=住宅を足元で支える大事なコンクリート構造物です。

よく比較対象として挙がるのが、次の三つじゃないでしょうか。
一つ目は基礎の形状。
布基礎・ベタ基礎・逆ベタ基礎・その他 イロイロあります。

二つ目に鉄筋の間隔や鉄筋経。
150mm・200mmなど各社色々な自分の所の基準を書いてます。

三つ目は強度。

これらは、実際には土地の支持力や家の大きさ、配管経路、上に乗っかる木構造材、それらの条件によって変わります。
どの家も同じでは無いんですね。

特に毎回気にしているのが、配管経路と基礎の点検口(人通口)でしょうか。
ちゃんと考えていないと、工事は出来ても家が完成した後に「配管が邪魔で点検出来ない」何て事にもなりかねません。

後は白蟻対策ですね。防蟻処理と言われる、白蟻対策の薬剤散布は行いますが基本的には「侵入する経路を作らせない」という考えが大事だと考えています。
配管方式によっては土中スリーブと言われる、土の中から基礎の中にまで通じている経路を作ってしますものもあります。
白蟻は土からの進入が殆どですので、それを塞ぐだけでも効果があります。


ひと口に「基礎」と言っても、いろんな角度から考える必要がある訳なんですね。

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