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吹付断熱材を使う理由

最近、愛息子が二語を言えるようになり、可愛さが倍増しているなと感じる河野です。
「ぱぱ おかー」(パパお帰り)とか言われると、たまりません(笑)

余談でした(笑)

さて、ここ一月の間にS様とT様のお家はドンドン出来上がっています。
どちらも、断熱工事の工程に入ったところです。

今日のブログは断熱にこだわりたい人向けです。
その中で、S様邸は吹付断熱材を採用しています。

吹付断熱

香川県ではアクアフォームという製品がよく使用されていますが、ピースホームではマシュマロ断熱のフォームライトSLを採用しています。
どちらの吹付断熱材も熱伝導率等の物性値等は、ほぼ同じです。
断熱材としての考え方(気密・断熱同時施工)も同じですので、もしどちらを選ぶかという選択になれば、好みとかコストの問題で選べば良いと思います。
あ、厚みは要注意です。
ちゃんと計画された厚み通りに、吹きつけられているかは重要です。
ちなみに香川県ですと、屋根で160mmの厚み、壁が75mm厚が一般的です。高性能の窓にすると、もう少し断熱材の厚みを減らしても問題ない場合もありますが、ウチの場合は160と75の組み合わせで工事をしています。(窓が高性能やきん、減らすっていう理由は無いかなーと思ってます。)

ピースホームの場合、24時間換気を第一種換気で考える場合は、吹付断熱材を基本的にはセットで組み合わせます。
理由としては、断熱工事をしながら気密工事も行えるからコストが安いというのが大きな理由です。
当然これは基本的な性能の部分ですので、もっと断熱を強化したい、気密性能を上げたいというお客さんもいらっしゃると思います。
そういう場合は、別の断熱材を付加して更に強化する道も有ります。

ただ、ここで大事なのは、どこまでの性能を求めるかという点です。
性能を上げれば上げるほど、当然費用はかかりますので、断熱にこだわりたい人は、金額に対して断熱性能がどのくらい変わるのか(いわゆるコスパ)という意識はぜひ持ってほしいです。

ちなみに生活するうえで体感する暑さや寒さは、断熱性や気密性だけでは決まりません。
軒の長さを調整するとか、窓によるウィンドキャッチを狙うとか、「物の性能だけでは無い、建物の工夫」で体感の良さを向上することが出来ます。

もちろん、モミの木による湿度調整や、モミの木が出すフィトンチッドによる消臭や精神安定などの効果が「内装材」として更に体感の良さを向上してくれます。

来週になると、いよいよモミの木が少しづつ現場に届いてきます。
開梱からの現場干しが、物凄く楽しみです^^v


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