blog

塩害地域

香川県は瀬戸内海に面している県です。沿岸部をもつ市町村がほとんどです。そういう地域柄ですから、家を建てる場所も海に近い場所は、割とあります。

 沿岸部は、当然というか潮風の影響が大きいです。外装といわれる外に面した外壁や屋根、窓などの劣化も山間部に比べると早いです。使われる素材も多種高性能にはなっていますので、劣化速度も緩やかにはなりつつあります。

ただ気を付けるべき点もいくつかあります。
今回の話で言うと、給湯器の問題です。

沿岸部は塩害地域とも言います。さきほど書いたような、潮風による塩害を受ける場所だからです。
塩害地域に給湯器を設置する場合、各メーカーのカタログにこんな言葉が書いてあります。

「塩害地では本体が故障する恐れがあるため、耐塩害・耐重塩害仕様をご使用ください」
という内容です。

 耐塩害?耐重塩害?初めて聞く方も多いと思います。
でも、実は給湯器は塩害対策用の商品があるんですね。
逆にそれ以外の商品を使用すると、メーカー保証されない場合もある訳です。(太陽光発電も保証外があります)

耐塩害と耐重塩害の二つに分かれている理由は、「海からの距離の違い」です。土地が海からどのくらいの距離にあるかどうかで、商品が変わります。

給湯器

ぜひ皆さん、住宅を建てる際は「海からの距離」も注意してみてくださいね。

残念ながら、耐塩害仕様にすべきなのに普通の給湯器が設置されている住宅は沢山あります。建築会社はおろか、給湯器を販売する会社も知らない人が居ます。

気を付けましょう。
※見分けるポイントは「耐塩害仕様」や「耐重塩害仕様」のラベルが貼ってあるかどうか、もう一つは給湯器の色がややグレーっぽい場合が多いです。

 そして今月「木と生活の関係性を伝えるセミナー・モミカフェ」やります!

*モミカフェ*
12月20日(日曜日)午前の部10:00~・午後の部14:00~
空気環境をこだわった「モミの木の家」
心地よい温度と湿度、爽やかで清浄な空気。
新居で生活するなら、身体に負担の少ない上質な空気で過ごして欲しい。
そんな思いを「モミの木の家」に込めてます。


当日は、静岡県浜松市より日本ISJ研究所の佐藤さんが講師で来てくれます。
モミの木を知ってもらう講演をずっと続けている佐藤さん。
モミを家に使うとどうなるのか?ズバリ答えが聞けます。
また杉や桧など他の木の良さについても聞けます。
「木が人間や室内環境をどう変えてくれるのか」が聞ける
セミナー時間です。

ご予約お待ちしております。

ショールーム

※参加費用は無料です。ご予約の際にお名前と連絡先を伺っています。
-----

関連する記事