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【大工さんの仕事!?】白アリ対策 防蟻処理


新築住宅を建てる時に、白アリ対策として防蟻処理というものを行うのですが、今回はその防蟻処理で注目しておいて欲しいポイントをお伝えしたいと思います。

まず防蟻処理というのはどういうものかと言いますと、住宅の骨組みである木材に対して薬剤を、噴霧や注入で浸透させる作業になります。
この薬剤が木材に浸透する事により、木材の天敵である白アリが寄り付きにくくなるんですね。
骨組みである木材を長い年月、白アリの攻撃から守るために必要な処置なんです。

ではこの防蟻処理どんなものがあるかと言いますと、木材に直接注入するタイプ・木材に噴霧するタイプ・家に進入させないように地面に薬剤を設置するタイプと実に様々です。

薬剤も複数の種類があって、正直住宅会社の人でも全てを知識として知っている人は数少ないんじゃないかと思います。

ではここから注目ポイントお話ししていきたいと思います。
まず1つめが、保証期間です。
一般に処理をしてから5年間有効というものが多いです。
他には10年、15年、20年といった長期間の保証もあります。
ただし、この10年15年20年といったものは定期的に薬剤を追加、もしくは定期点検を実施する事によって保証を維持しています。
ですので、一概に5年より20年の方がコスパ良い!!という訳では無い事にご注意ください。

2つめが、施工者が誰かという部分です。
実はこの白アリ対策の防蟻処理、昔は大工さんが現場で刷毛で薬剤を塗るという事をしていました。
この作業、実は正直な所、誰がしても良いと考えていますが、ポイントはキチンと施工出来ているかという所です。
そのキチンと施工という部分がですね、僕は夜も眠れぬくらい心配だという方がもしいらっしゃればその場合は、工場で予め注入されて届くものですとか、責任施工で保証がしっかり施工面も担保されているものを選ぶ必要があります。
逆に。
いや、お任せしたんだから大丈夫!という方は単純にコスパ等で選んでも良いと思います。

という事で今回はあえて商品名を出さずに、白アリ対策の防蟻処理について注目して欲しいポイント2点をお話ししてみました。

あまり商品比較にむきにならずに、この2つのポイントを押さえて頂ければ安心して家づくり進めれるんじゃないかなと思います。



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