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長持ちを考える

河野です^^

皆さんは長持ちと聞くとどういうイメージを持ちますか?
冷蔵庫やエアコンだと長く使えるというイメージでしょうか?
キッチン等もそんなイメージだと思います^^

でも、建物の長持ちは少し意味が変わってきます。
素材の長持ちだけでは無いという事です。

理由は簡単。
建物の長持ちは、素材同士の組み合わせが大事だからです。

壁内無結露を20年保証します。
という保証は、その断熱素材内での無結露保証が20年付いているという意味です。
しかし、断熱素材と隣り合う素材保証はありません。
壁は必ず複数の部材で構成されています。
その複数の部材の「組み合わせ」で快適な環境はつくりだされます。
たった一つの素材だけを考えるだけで良いのでしょうか?

本来、素材1つでは長持ちの建物には、なりにくいのです。
あくまで建物に使用される素材の組み合わせが大切です。

さらにもう一つ言うと、汎用性や互換性が大切です。
家の素材や部品で永久に持つものはありません。
短いものでは数年ですし、長いものでも数十年先にはメンテナンスや補修工事が必要になります。
その際に、汎用性や互換性の高い「簡単にメンテナンスや補修工事が可能なもの」ばかりの家だと、
想定外の出費に悩まされなくて済みます。

そういった「将来に渡って、簡単にメンテナンスや補修工事が可能な状態に家を造る事」が長持ちの第一歩なのだと考えています。

いかがですか?

何十年も住み続ける大切な家だからこそ、「建物の長持ちの考え方」を一緒に考えて頂けたら嬉しいです。
では、また!


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