blog

気密測定のタイミング

構造でどれだけ先に処理を終えるかが大事。

こんばんは、河野です^^

先日気密測定を行いました。
結果は0.22。
過去最高記録でした。

今回初めての試みで、気密測定を見学可能にさせて貰いました。
一般の方に見学して貰いつつ測るのはドキドキであります。
測定値は0.3で見学終了となったのですが、屋外の風速が安定しなかったので
風の様子を見つつ、こっそり2度ほど再計測しました。

上の結果は、その時の平均記録です。

ピースホームでは全棟気密測定を実施していますが、
年々細かな気付きで施工品質を上げていまして、
平均して0.5を切るくらいの数字が出てくるようになってきました。

自社基準としてはC値=0.7以下であること。
を基本にしているので、十分な数値が出ていると思います。

ちなみにピースホームでは、床下の白アリ対策や湿気調整の観点から
現在、床下断熱をお勧めしています。

本題が遅くなりましたが(汗)
1・気密測定は必ずやる事。
2・構造が見える時点で測定する事。
3・開けるべき穴は先に全部開ける事。
が重要です^^

気密の境界をどこにするかで、測定のタイミングも変わるような気もしますが、
基本、構造部分で気密の境界を作らないとNGだと僕は思います。
理由は石膏ボードなどで気密しても、電気工事などで配線穴を開けてしまえば
その時点で気密では無いからです。
お風呂も気密の境界の内側に入れないと、冬場寒くなりますしね。

構造部分で換気や配管など空けるべき部分の貫通穴を開けた後に、
それ以外の無駄な隙間が有るか、無いか、
それを確認するための気密測定なのです^^

あ!あと自分の会社だけで気密測定するのは僕はおススメしないです。
必ず外部の方に検査してもらう方が良いです。

理由は簡単。
自分の会社だけで測定すると甘えが出るかもしれないから。
外部の方が検査すると自分たちでは気付けない施工の穴を見つける事もあるから。
この2つです^^

住宅会社の人と外部の人が互いにチェックして、双方向で技術向上する形が僕の理想ですね。

あと、可能なら自分たちの家の測定に立ち会っても良いかもしれませんね^^
僕はおススメします。

そんなこんなで次も良い結果を出せるように、様々な施工を丁寧に積み上げていきたいと思います!!

ではまたー!





関連する記事