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sto

いま、一番納得の塗り壁。

河野です。
今、一番お勧めしている塗り壁がstoです。
僕は「スト」と呼んでますが、「シュト」と呼ぶ方も居ます。
どっちが正解なんでしょう(笑)

さてこの塗り壁のおすすめポイントは、メンテナンス性の良さです。
撥水とか多色だとか、断熱性が良いとか色々ありますが、メンテナンスです。

メンテナンスは50年以上で考えよう。

さてメンテナンスですが、まず50年以上で考えましょう。
今は、男性の平均年齢も81歳と高齢です。
30歳で家を建てれば、そこから最大で51年住めることになります。
となると、やはり50年間はどうもこうも問題ない家にしたいですよね。

でも今までは家の寿命が短かかったです。
比較的に寿命の長いと言われる鉄筋コンクリートの家を、過去にリフォームしましたが、それでも築40年にみたないくらいでした。
しかし、雨漏りや耐震上の不備がいくつもありました。当時は様々な工夫をして多額の費用が掛かったのを覚えています。

そんな家を増やしたくは無いですから、家のメンテナンス、お手入れの考え方はしっかりと構築しておきたいです^^

前置きが長くなりました。(汗)

stoの良さ

最大の魅力・ひび割れ(クラック)がとても少ない
 木造住宅は割と揺れています。気づかない人がほとんどですが、大きな幹線道路をトラックが走るたびに微妙に揺れますし、湿度の兼ね合いや経年変化で構造材である木材も曲がったり、縮んだり、伸びたりします。
この伸び縮みを吸収する為に、サイディングはコーキングが必要だったりするのですが、stoの場合も建物全体を黄色いメッシュ(網)で包んでいます。そのメッシュシート一つでも伸び縮みの吸収が違います。
そうしたひび割れの少なさは、sto最大の魅力です。

もう一つの魅力・補修が簡単
 stoの良さは補修方法がしっかりと確立されている所です。
 実際に塗りを直したお家を見たのですが、手順としても既存の壁を剥がさずに補修することが可能です。
 塗り壁にありがちな剥がし作業が発生せず、なおかつ素材自身の弾性も高い為に、塗り直した後の住宅の揺れにも対応できます。

まとめ

stoは塗り壁で最も重要とされる、下地工程を丁寧に作りあげる塗り壁です。
その考え方が個人的にとても気に入っています。

家で最も重要なのは何かと言えば、「ずっと住み続けられること」でしょう。
だから、僕らはstoの様な外装材にもこだわりますし、基本性能である構造材、快適性の内装材にもこだわります。
この長く住み続けられる家というのは、譲れない家づくりの基本方針だと考えています。

当たり前のことですが、新しい家に住む皆さんが健康で快適に暮らして頂けたらと考えながら日々工夫をしています。
家づくりにはぜひ「ずっと住み続けられること」というものを、理論的にも納得して頂ける素材選びをして頂けたら嬉しいですね。


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