blog

基礎の配筋検査と基礎図面

あくまで図面と現地との整合性確認なんです。

河野です。
今回は、基礎の配筋について書きます。
配筋とは、、、


家を支える基礎に含まれる鉄筋の太さや間隔、位置などの事を総称して「配筋」と言います。

この配筋ですが、「配筋検査」というものがあります。
その配筋検査は第三者機関と呼ばれる「住宅瑕疵保険法人から委託を受けた検査員」さんが検査をするのが一般的です。

で、この検査ですが「設計図面と現地の配筋が合っているかどうか」を確認します。
図面通りに出来てますか?? ということです。

図面通りに出来てたら安心?

ここ重要ポイントです。
図面通りに出来てても、その設計が良いかどうかのチェックは、基本的に第三者チェックが入りません。
なので同じ間取りの家でも、住宅の設計をする人の考え1つで家の配筋はガラッと変わります。
これが良いところでもあり、悪いところでもあるというのが住宅の配筋ですね。

出来るだけ複数人で、意図を共有してチェックしよう!!

個人的に思うのは、設計者は孤独(自分の思いを家に込めたい人が多い)なので配筋についてもその設計者の思いが出やすいです。
ですが良い意味でも悪い意味でも設計は人がするものなので、ミスを防ぐためにも、より性能を向上させるためにも、複数人でのチェックが基本だと思います。

そこで、ピースホームでは長期優良住宅に繋がる、設計住宅性能評価の取得を勧めてます。
なぜならば、利害関係のない第三者が「設計者の書いた配筋図面を第三者として、無理が無いか?正確な根拠が有るか?の確認」をしてくれるからです。

そういった第三者のお墨付きを貰う事に加えて、ピースホームなりのこだわりを盛り込んだのがピースホームの基礎になります。
後は、それを丁寧に造ることですね。

まとめ 基礎の確認項目

基礎をお願いする際は、
1・設計住宅性能評価を取得しているか?(香川県だと長期優良住宅の認定でも可)
2・新築住宅瑕疵保険の説明を受けたか?(説明に出てくる会社が検査担当になります)
という部分は確認しておいても良いのではないかなと思います。

補足。

住宅瑕疵担保保険には取り扱いする会社がいくつかあります。
個人的には、
JIO(株式会社日本住宅保証検査機構)がお勧めです。※2019年9月現在

理由は「良い家を造ろうと真剣に検査してくれる人が多い」から。

それ以外の会社は正直、微妙です。
「検査を1回で手早く済まそうという方が検査員」のパターンが多いです。
真剣さの度合いが違う気がします。
※そういう人ばかりではありませんが、検査員さんの検査料を無くす為の自主検査とかあるんですよ。そんなの第三者の意味ないじゃんって思います。※

以上、基礎の配筋検査と基礎図面について書いてみました!


関連する記事