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ややこしい。次世代省エネ基準と次世代住宅ポイント。

ややこしい言葉たち。

河野です。消費税増税に向けて住宅業界も、ややこしい言葉が増えてきてます。
家づくりを検討される方が、勘違いをしないで欲しい!!

という気持ちを込めて、解説したいと思います。

次世代省エネ基準は、どんなもの?

かなり古い基準です。約20年前のもの。
ウィキペディアによると、、、
次世代省エネルギー基準(じせだいしょうエネルギーきじゅん)とは、1999年3月に、建設省により改正された日本の断熱化基準の通称である。

この基準により、先進国の中では最低だった日本の住宅の断熱基準が、やっと欧米基準の最低レベルに達するようになった。ただし、次世代省エネルギー基準も、多くの先進国の断熱基準よりゆるく設定されている上、法的拘束力が無いため、日本の住宅の断熱化率は先進国の中でも最低である。

2010年にドイツで行われたパッシブハウスカンファレンスにて日本の次世代省エネルギー基準の値を発表したら会場から笑いが起こった。さらに、この基準が義務ではなく努力目標であり、住宅の30%以下しか達成出来ていない事を発言したら会場から失笑を買った。

という基準です。

でも、【次世代】って書いてるから、最新の良さそうな単語に聞こえてしまいます。
でも、20年前です。

次世代住宅ポイントとは何か。

こちらは、新しくできたもの。
消費税の増税にあたって、今年の4月から始まる予定のポイント制度です。
※次世代って使わないで欲しい。
昔に流行ったエコポイントの類似制度かなと思ってます。

おおまか新築住宅ならば30万か35万ポイント貰えるみたいです。
ポイント=円かどうかは、分かりません。
※ポイントと商品の交換になるかな。

リフォームにも対応してますが、工事は10月以降に完成したものと限定されてます。
注意が必要ですね^^


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まとめ

次世代省エネ基準と次世代住宅ポイントを簡単にまとめてみました。
どうでしたか?

同じ次世代でも20年前と今年の年月の違いがあります。
勘違いしないようにご注意ください。

ちなみに、国の断熱基準の最新は平成28年基準です。
その名の通り、約2年ちょい前に決められた基準ですね。

次世代省エネ基準(1999年)と平成28年基準(2016年)
なぜか、次世代省エネ基準のほうが最新に聞こえてしまう不思議。。。。(笑)

住宅業界はややこしいですね。

ではまた!!


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